夜が長くてお困りの方へ(2)

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夜が長くてお困りの方

暗い夜の闇に吸い込まれるように、夜になると、ひとり暗いことを考えてしまう―
そんなこと、ありますね。

前回の続きですが、夜が長くて一番困っている人に贈りたい詩をご紹介します。

夜が長くて困るのは、おそらく、病院で入院している人ではないか―と思うのです。

私も入院の体験がありますが、
夕食が早くて、5時半にはご飯を食べて、面会の時間が終わったら、何もすることがなくなり、本当に静かで、恐ろしく静かで・・・
なんと言ったらいいかわからない静けさと暗さに包まれるのが病院の夜です。
考えることは、たいてい、悪いことばかりです。
手術が失敗したらどうしよう。
死ぬ瞬間って、どんなだろう。
死んだらどうなるんだろう。
などなど。。。
夜の闇に包まれて、自分までが暗くなっていく・・・自分が闇に吸い込まれていくような怖さを感じます。

そんな長い夜にお困りの方に、いのちの詩をご紹介したいと思います。
作者はカトリック司祭の晴佐久昌英氏
カトリック教会では、著名で、大人気の司祭です。
病棟内で人から人へ伝わって、全国に広がって、今は出版されて誰でも読むことができるでしょう。

恵みのとき―病気になったら―

病気になったら どんどん泣こう

痛くて眠れないといって泣き
手術がこわいといって涙ぐみ
死にたくないよといって めそめそしよう

恥も外聞もいらない
いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て
かっこわるく涙をこぼそう

またとないチャンスをもらったのだ
じぶんの弱さをそのまま受け入れるチャンスを

病気になったら おもいきり甘えよう

あれが食べたいといい
こうしてほしいと頼み
もうすこしそばにいてとお願いしよう

遠慮も気づかいもいらない 
正直に わがままに自分をさらけだし
赤ん坊のようにみんなに甘えよう

またとないチャンスをもらったのだ
思いやりと まごころに触れるチャンスを

病気になったら こころゆくまで感動しよう

食べられることがどれほどありがたいことか
歩けることがどんなにすばらしいことか
新しい朝を迎えるのがいかに貴いことか

忘れていた感謝のこころを取り戻し
この瞬間自分が存在している神秘
見過ごしていた当たり前のことに感動しよう

またとないチャンスをもらったのだ
いのちの不思議を味わうチャンスを

病気になったら すてきな友達をつくろう

同じ病を背負った仲間
日夜看病してくれる人
直ぐに駆けつけてくれる友人たち

義理のことばも 儀礼の品もいらない
黙って手を握るだけですべてを分かち合える
あたたかい友達をつくろう

またとないチャンスをもらったのだ
試練がみんなを結ぶチャンスを

病気になったら 安心して祈ろう

天に向かって思いのすべてをぶちまけ
どうか助けてくださいと必死にすがり
深夜 ことばを失ってひざまずこう

この私を愛して生み 慈しんで育て
わが子として抱き上げるほほえみに
すべてをゆだねて手を合わせよう

またとないチャンスをもらったのだ
まことの親に出会えるチャンスを

そしていつか 病気が治っても治らなくても

みんなみんな 流した涙の分だけ優しくなり
甘えとわがままを受け入れて自由になり

感動と感謝によって大きくなり
友達に囲まれて豊かになり
天の親に抱きしめられて

自分は神の子だと知るだろう

病気になったら またとないチャンス到来
病気のときは恵みのとき

蛇足の解説はいらないでしょう。
とっても含蓄のある詩です。
多くの人を慰め、生きる勇気と支えを見出させた、そういう詩です。
ですから、ぜひ、何度でも繰り返し読んでみてください。

心の支えが与えられ、平安がおとずれますように
祈っています。

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