世にあって星のように輝き

先日、山にキャンプに行きました。
中学生とか高校生とか、若い人たちと一緒に。
中年のおばさんにはハードなプログラムでしたが、まだまだ、いけました!
むっちゃ、楽しかったです。

キャンプ一日目の晩に、ナイト・ウォーキングっていう時間がありましてね。
夜の散歩ですよ。
都会から出かけて行って、最初の晩、暗くなってからいきなり山の中を歩く・・・
ちょっと、どきどきしました。

「これって、昔は、肝だめしだったんちゃいますの?」って常連キャンパーに訪ねましたら、
「そうです! 昔は、懐中電灯も何にも持たずに歩いたんです」
いや~。昔はむちゃくちゃなことをして楽しんでましたね。
今やったら、怪我でもしたら、苦情殺到ですな。

さて、そのナイト・ウォーキングの後、目的地でしたのは、星空ウォッチングです。
ブルーシートをばーっと広げまして、みんなで仰向けになって星空を眺めました。
三田の山の中だったんですが、市街地の明かりが空に映って、空がぼんやりと明るく、意外と明るかったのに驚きました。
人の手は、いたるところに伸びていまして、手付かずの自然などもうどこにも残ってはいないようです。
まあ、それでも、ここ甲子園よりは全然まし。キレイな星がたくさん見えました。

さあ、ここで問題です!
ごろりと仰向けになって、みんなが一斉に始めたのは何だったでしょうか?

1.お祈り
2.蚊との格闘
3.流れ星さがし

答えは、3番です。
流れ星探し。
こんな言い伝えを聞いたことはありませんか?
「流れ星が消える前に、願い事を3回唱えることが出来たら、その願いは叶う」って。
地方によって違いがあるかもしれませんが、結構、この言い伝えは広くかつ浸透しているようですよ。
まあ、流れ星は「あっ!」と言う間に消えますので、絶対に願い事を3回も口にする暇は無いはずですが、それでも、直ぐに流れ星探しが始まりましたよ。

それだけ、みんな、それぞれに願い事があり、それが叶うなら…と心ひそかに祈り願っているのね、と思いました。
そうそう、若いんだから、夢も希望もありますわ。
「星に願いを」⇒Dream come true ディズニーのキャッチフレーズですやん。

わたし、一応牧師なんですけど。
じゃあ、クイズ。わたしが、ごろりと空を仰いで始めたことは何だったでしょうか?

1.黙想
2.蚊との格闘
3.人工衛星探し おい!

答えは1番です。
黙想って何ですか?って聞かれそうですが。説明が難しいですね。
ひと言で言うと、聖書の言葉を思い出して、神様と人間のことを考えていた、ということでしょうか。

思い出した聖書の言葉は、

何事も、不平や理屈を言わずに行いなさい。
そうすれば、とがめられるところのない清い者となり、よこしまな曲がった時代の中で、非のうちどころのない神の子として、世にあって星のように輝き、
命の言葉をしっかり保つでしょう。(フィリピの信徒への手紙2章14-16節)

これは、ディズニーの言い伝えとはちょっとちがって、昔、フィリピ教会の人たちが、「これは、神の言葉だ!」って真剣に聴いて、受け止めたそういう言葉です。
そして、2000年近く、そのまま語り伝えられてきた言葉です。

教会に集まって救われたひとりひとりは、この世で輝く星のようだ、と言われています。
You are stars!
ってのは、いい響きですね。
教会が、信徒ひとりひとりが、暗やみに輝く星のようだ!というのは、素敵なイメージではないでしょうか。

でも、教会は、太陽じゃないんですね。
また、夜の中で一番明るい光である、月でもないんです。
細々とではあるけれども、暗やみの中で、さやかにきらめく星、にたとえられています。
このあたりも、意味深長だと思いました。

教会は、暗やみに輝く光で、本当にわずかな光ではあるけれども、
方向を示し、時を示し、暗闇を美しく彩り、望みを与える存在なのね・・・

空を眺めて、ひとりそのようなことを考えておりました。

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