…だから、今でしょ!

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思い出のレストラン

行きつけのレストランが、閉店になった。

よく繁盛している店だったので、絶対に潰れないと、高をくくっていた。

それが、終わってしまった。

淋しいのひと言。

「あのお店、もう、なくなっちゃうんだって。最後に行ってみる?」と娘に聞いたら、

「えっ~、なくなっちゃうの…行く!」というので、行って来ました。

いやあ、アホなことに、ここで食事をするのも最後か、と思ったら、涙が出そうになってしまいました。

この食事が最後か…と言う寂しさではなくて、

この店と絡み合って、ここ10年ほどの自分の生活の様々なシーンを思い出して…です。

と言うのは、ちょっとしたお祝いや、記念日、来客の時に、この店をよく利用していたのです。

だから、「あの時、ここに来たねぇ」という思い出がいっぱい詰まったお店だったのです。

娘がまだ、おなかにいて、「栄養取らなくっちゃね」と言って、旦那さんと来たこと。

(実際には、妊娠中はそんなに食べなくていいですがね。毎月、検診のたびに、体重増えすぎって、お医者さんに叱られていました。へっへっへ)。

そして、家族とも何回も来ました。

我が家は、2月生まれ2名、4月1日生まれの私、という家族構成です。

そして、12月はクリスマス、4月頃はイースター、そして、3月に結婚記念日と、

年末から、4月あたりまでに、すべてのお祝いが集中する!のです。

だから、誕生日・結婚記念日は、まとめてここで!と言う年が多かったですね。

家族の皆さん、ごめんなさい。手抜きで…

ある年の娘の誕生日祝いの日に、お店に行ってみると、「誕生日のお祝いを致します」という貼紙がしてあった。

「たんじょうびのお祝いしてくれるんだって、でも、当日申し込みじゃ、無理か」

なんて、話していたのだが、気がつくと、旦那さんが、店員さんと仲良さげに話している。

暫くしたら、特製のケーキが出てきた!

そんなに、空いているわけでもなかったと思うのだが、

厨房からも手を止めてお兄さんが出てきて、祝ってくれた。

音楽とアナウンスが流れる(アレ、アレですよ)、ちょっと、気恥ずかしい瞬間つきなのだが、

無茶なお客の希望を、快くそれもとっても自然に受け入れてくれたのが嬉しかった。

嬉しい時だけ、この店に来たのではなかった。

うんと悲しい時にも、ここに来ました。

深く失望して、何にも食べたくない、食事も作れないよ…と言う日にも家族と来ました。

私以外の二人は、静かに食べていたような気がするが、私はほとんど食べなかった。そんな日もあった。

それから、

遠くから、じいちゃんとばあちゃんが来てくれた時にも、必ず、一食はここでご馳走になりました。

友人とも一緒に来ました。

いつまでも、ぺちゃくちゃ、おしゃべりしながら食べました。

込み入った話しを聴くのも、この店だった。色んな話しをここで聴いて、

笑ったり、泣いたり…

そんなお店でした。

それが、終わってしまった。

改めて、思うのは、いつか、必ず、終わりの日が来る、ということ。

もうこれ以上、思い出の日々は綴れない、と言う日が私たちの人生にもあるのです。

…だから、今でしょ!

今を、精一杯生きる―

不要な涙を流さぬために大切なことです。

2件のコメント 追加

  1. 仙浪壽子 より:

    慣れ親しんだお店が閉じるのって寂しいものですね。まして沢山の想い出がつまったお店なら猶のことです。人生でも出会いと別れは付き物です。そして真摯に生きている人との出会いは大きな喜びです。「—だから今でしょ。」のお言葉のように、その時その時を大切に、悔いのない生き方をしたいと思います。神様の大きなお図らいのもとで。

    いいね: 1人

    1. やまだ より:

      本当に。生きているって、素晴らしいことですよね。与えられた生に感謝して、今を精一杯生きていきたいです。

      いいね

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